工事部長
加藤 敏博
Kato
Toshihiro
Quality
工事業界では、どうしても図面ありにきなってしまう工事会社も多く、図面について十分に確認をしない人が多いと思います。しっかりと確認することなく、図面通りやってしまっていると、図面に対してわからないことにも気づき難くなってしまいます。
ものを作り上げるという面から、平面に書かれた図面を、それをそのまま2D(平面)で捉えるのではなく、私は3D(立体)パズルのように見るようにしています。もちろん最初から見れていた訳ではなく、私自身、経験を重ねていく中で、いつの間にそのように見えてくるように成長していきました。
3Dで捉えることができれば、設計のおかしい箇所に事前に気づけるようになりますね。顧客様から信頼をいただいていますが、これは信頼をいただけている理由の中の1つでもあると思っています。
Growth
入社後しばらくしてから手がけた案件が、学校の道挟んだ校舎間を繋げる橋を作った案件は印象的でしたね。今までの案件と全く違っていて、設計をした設計会社も慣れていなかったこともあり、一つひとつしっかり調べないといけなかったので大変でした。自分自身が自分自身の期待に応えられないときや、やり切れないときもありました。その度に、不安半分で自分でももどかしい時もありましたが、当社で働く中で、お客様との関わりや仕事の達成感など様々な場面で仕事の面白みを体感させてもらっています。
よくある一般的な工事ですと、デザイナーさんなどとやりとりをする機会はあまり多くないため、機械的に仕事をしてしまいがちなのではないでしょうか。当社では、デザイナーさんなどとのやりとりの機会が多いため、その分、勉強しないといけないこともありますが、新たに勉強したことを仕事に活かそう、仕事をやり切ろうという気持ちになります。
その典型の案件が、保育園を作った時ですね。オフィスや飲食の店舗を作るとは、法令や規定、アクセシビリティなど全然違いまして、とても新鮮で面白かったですね。
Connection
前職でも現経営陣と仕事をさせてもらっていたのですが、新しい会社を立ち上げるにあたって、お声をかけていただき、この会社の初期メンバーとして入社しました。経営陣は、まさに経営者としてのプロフェッショナルです。自分にはない人間力を持っており、その魅力に惹かれ入社しました。
最初はどっぷりと現場仕事をしていたので、他の会社や人がどう考えているか気にかけることなく、工事に取り組んでいました。それが当たり前だと思っていました。
そんな中でも施主やデザイナーさんと相互に話をするようになると、双方の考えていることの違いがはっきりしてきて、それを理解しようとするように考えが変わってきました。今では、施主やデザイナーさんの意図も汲みとるようになってきました。
入社をご検討されてる方へ
自分が成長する上では、やりやすい会社です。事前に断っておけば、大抵のことをやらせてもらえます。当然それはやりがいにつながります。ですので、私は引き続いてこうした環境を、作っていく側になっていたいです。
この会社での夢は、部門を越えて連携しお互いを引き立てていきながら、会社の規模を大きくしていくことですね。ただ、大きさだけを追求するのではなくて、全体を見通せなくなるのも問題ですし、人を育てていくことを考えると、適正な規模があるとは思います。
いい意味で、やったことが跳ね返ってくる会社です。誰かが稼ぐのではなく、「みんなが協力して、みんなで稼いでいける会社」にしていきたいですね。ぜひ、探究心の強い人に来てもらいたいです。諦めないで、素直な気持ちを持っている人大歓迎です。うちの会社は、年齢は問いません。